2022年06月17日 20:30

【コードギアス 反逆のルルーシュ ロストストーリーズ】ギアスファンならプレイ必須!原作愛が強いほど面白いロスストの3つの魅力

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5月17日に配信された「コードギアス 反逆のルルーシュ ロストストーリーズ( ロススト)」だが、配信以来高い評価を受けており、セールスランキングでも上位に食い込み続けている。この記事ではそんなロスストの魅力を1ギアスファンとして紹介していく。

ジャンルはストラテジー。原作をなぞる形でオリジナルストーリーが展開。

魅力を紹介する前に、前提知識として簡単にゲームの概要を説明したい。

本作のジャンルはストラテジー。戦闘はタワーディフェンス形式になっていて、機体(作中の呼称は"ナイトメアフレーム")及びそれに搭乗するキャラをマップに配置して、敵から拠点を守る形式だ。

そもそもの原作も主人公ルルーシュが味方を指揮して戦っていく形なのを考えると原作の世界観にマッチしていると言えるだろう。

ストーリーに関しては、大筋は原作を追う形だがオリジナルストーリーとなっている。ここに関しては長くなるので後述する。

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ということでここからロストストーリーズの魅力を紹介していく。

魅力1. ナイトメアフレームのラインナップが熱い

この記事を書いている時点で、本作に登場する機体はストーリーの進行に合わせる形で実装されている。そしてそのストーリーの進行度はというと成田連山手前あたり。

ここまでで訓練されたギアスファンなら察すると思うが、つまるところワンオフの機体はランスロットのみ。他の機体は専用機などもあるものの無頼やサザーランド、グラスゴーなど量産機だけなのである。

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ギアスを知らない人向けに言えば「ガンダム(RX-78-2)出ます。あとはザクIやザクII、ジムやボールです。Z?ZZ?ユニコーン?いや、まだ一年戦争なので・・・。ウイング?ダブルオー?いや、宇宙世紀なので・・・。」という状態。

ロボットアニメファンの中には宗教的な理由で量産機しか愛せなくなってしまった方々がいると思うがそういった人にとっては天国なのである。

そもそもコードギアス本編、特に1期で登場する専用機は意外と少ない(ランスロットや紅蓮、ガウェインくらい?)のでこういう状況になるのも然るべきなのだが、ユーザー人気だけを考えるなら紅蓮や蜃気楼、場合によってはスピンオフの亡国のアキトあたりから登場させそうなもの。

そんな中で「物語に合わせて最初はランスロットだけ!」状態でスタートを切った点は原作愛を感じるところで非常に好感度が高いところである

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▲何かと優遇されがちな「主人公」もロストストーリーズでは量産機スタート。

今後は紅蓮弐式あたりを皮切りにワンオフの機体が少しずつ増えると予想されるがぜひ量産型やそのバリエーションも追加され続けて欲しいところである。

魅力2. 原作履修済みでもストーリーが熱い

突然だがコードギアス本編は筆者が高校生時代にテレビ放映を開始した。そしてドはまりした。つまりリアタイ世代である。

それから十数年経っているがおそらく年1くらいは見直している。加えて細部は異なるが劇場版3部作も幾度か見ているので、20周弱はコードギアスのストーリーを追っている計算だ。

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▲ここから16年経過。

つまり何が言いたいかと言うと、かなりの回数見直しているのでただの原作追体験だとさすがにお腹いっぱいなのである。

しかし蓋を開けて見れば本作の場合はそんな筆者でも十二分にストーリーを楽しめている

本作のメインストーリーは大筋は原作ストーリーを追う形で進んでいるが、そこにオリジナル主人公が関わっている。例えばオレンジ事件の時、処刑されそうになったスザクが救われるシーンで実は・・・というような具合。

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▲世界線は違ってもオレンジ事件が無くなるわけではないあたりはジェレミアクオリティ。

原作を知らなくても楽しめるのはもちろん、原作を知っていればいるほど本編との違いに目を見張るところである。

もちろんアニメ本編ではオリジナル主人公はいない(はず)。ここらへんがタイトルのロストストーリーズにかかってくるのだろうか。色んな意味で今後の展開が気になるような作りになっている。

魅力3. キャラ × 機体で編成が熱い

もちろん、ゲームシステムに関しても面白いと言って差し支えない。

ベースとなっているタワーディフェンスというジャンルが面白いのは言うまでも無いが、本作の場合はキャラと機体が別になっている点がゲームとしての奥行を広げている

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▲編成画面でキャラ、及び搭乗する機体を自由に入れ替えられる。

ユニット性能がそれ単体で完結しているゲームの場合、多くは「どのキャラを編成するか」に帰結する。もちろんそれだけでも面白いゲームは面白いのだが、ある程度パターン化はしやすい。

一方本作の場合はというと、キャラの編成こそ手持ち次第でパターン化するものの、挑むマップにあわせて「直線が多いからこの機体を出そう」「コストが重くて間に合わないからこっちの機体に乗せよう」「こっちのキャラが先に倒れるから機体を交換しよう」など試行錯誤する余地が広がっている

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▲お兄様は怒りそうだが戦略のためなら時にはランスロットにナナリーを乗せるようなことも必要かもしれない。

キャラは同じなのに乗せる機体を変えたら簡単にクリアできた、というのもザラで、そういった楽しみ方が出来る点は魅力の1つだろう。

おわりに

以上が筆者が感じたロスストの魅力である。

もちろん、筆者が上げたものだけでなく、人によっては「藤堂と四聖剣で固めてパーティが組める」だったり「イベント配布のメイドミレイが可愛い」だったり感じる魅力は様々だと思うが、多角的に見ても概ね本作は多くの人が楽しめる出来になっていると思うので少しでも気になっている人はぜひプレイしてみて欲しい。

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