蛍の微かな光が静かな夜を灯すころ、馬騰は一人部屋にいて、遠い彼方を見つめていた。優しい顔が蛍光に縁取られて、一段と寂然に見える。寂しさを紛らわそうと、ひたすらタイツをいじり、なかなか眠りに着けなかった。

幼い頃からカエサルに付いていて、ずっとカエサルを憧れているアウグストゥスはカエサルの娘だと気取っている（カエサルに認められていない）。世界を変えられると自負し、どんな窮地でも自分なら必ず一発逆転できるというとんでもない自信家である。すでに軍団長クラスになったが、よく庶民の格好を装って、ローマ帝国の各城を渡る。

長年の修練で人間の容姿に化けたキジの妖怪。美しい外見とナイスバディを持っているが、本質は天真爛漫な少女である。わがままで、人に甘えることで自分の存在感を強調するタイプ。是と非の意識が薄いため、ある意味真の悪を秘めた危険な存在とも言える。とある代の妲己とは親友だそうだ。

凄まじい腕を誇る大剣豪。戦に飽きた彼女はほとんど物を斬らなくなり、人を殺さない活人剣を信念とするが、たまに何かを斬りたいという衝動が抑えきれなくなる。そのため、最近は彫刻に夢中になった。

傾国の美貌を持ち、甘やかされてきた少女。その美貌で王国一の美人としてもてはやされている。人に会うことが少なく、人と接する常識に欠けている恥ずかしがり屋。自分の美貌が戦禍を招いたため、自責の念に苛まれている。