始皇帝の道へ:七雄の争い のキャラクター・担当声優(CV)一覧

  • 始皇帝

    後の秦王である荘襄王の妾の子として生まれる。 幼少期に、秦に強い恨みを持つ趙での潜伏生活を余儀なくされたことで、人間に対する強い観察力を得る。 他者を疑い、常に真実を見抜こうとする思考は、後に彼を天下統一へと導くこととなる。 しかし、それは同時に尋常ならざる猜疑心をも抱えた、歪んだ才でもあった。 自分への敵意と裏切りに常に怯える一方で、どんな事があっても信頼し、心を許すことができる人物を常に求め続けており、目にかけた相手に対しては強い執着を見せることもある。 もっとも、それは一時の事で、少しでも信頼を失えばその人物は命さえも失うことになるのだが。

  • 張儀

    秦の宰相として、秦の拡大に貢献した縦横家。 仕官のために諸国を巡ったが、時に虚実を混ぜて相手を惑わせる弁舌の価値を理解できるものは少なく、ついには濡れ衣を着せられて追放されてしまう。しかし、仕官先の秦でついに本領を発揮した彼は、数多の国と軍勢を舌先三寸の交渉力のみで幾度となく退け、下したことで、智将としてその名を広く知られることとなる。 公私ともに常に余裕を持ち冷静沈着だが、自分の誇りを傷つけられる事に対しては非常に敏感であり、徹底的に相手を追い詰め、復讐することを厭わない。普段知られることのない彼の激情を知るのは、復讐の対象となった本人だけである。

  • 魏無忌

    魏の名臣で、魏昭王の息子。よく笑い、門下生にも寛容だった魏無忌は、多くの者に慕われ、市民から尊敬の念を受けていた。魏無忌一派の門下生は最大で三千人に達し、魏で彼の名を知らないものはいなかった。 かつては魏のすべての軍を指揮していたが、秦軍大敗し多くの勢力を失い、魏は秦の威脅にさらされ続けた。魏無忌は機転を働かせ、出兵割符を盗み、大将を抹殺。兵を率いて趙を救い、最終的に秦軍を退けた。この戦で負傷した魏無忌は、療養のため十年余りを趙で過ごす。秦による魏攻めで、再び窮地に陥った魏に呼び戻され、将軍を任じられる。 兄が安釐王に即位すると、信陵君の名を与えられる。以降、自らを信陵君と名乗り、戦国四大名将に名を連ねた。

  • 白起

    戦国四大将軍の一人。数々の戦場を駆け、数多の命を奪った。 その戦いは常道というものを持たず、敵に合わせて無数の奇策で応じる、臨機応変の戦術を得意とする。 その活躍と武勇は名高いが、捕虜20万人を生き埋めにした長平の戦いなど、虐殺者との畏れがつきまとう人物でもある。 人を殺めることに罪悪感を覚えることはそれ自体が罪であり、自らの信じる道をゆくためであれば、いかなる犠牲を払ったとしてもその業を背負う覚悟を持つべきであるという哲学を持つ。いつか己を超える人物が現れることを密かに夢見ており、才のある人物を探している。

  • 鐘無艶

    整った顔立ちをしている才女。生まれつき右目に大きな痣があり、町の者から「醜女」と罵られている。天涯孤独の身で頼りがなく、日々怯えて暮らしていた。以降、右目の痣を徹底して隠すようになるが、周囲の罵詈雑言は消えず。 心を閉ざしていたが、お忍びで郊外に来ていた齊宣王に見初められ、鐘無艶も優しい王に惹かれる。婚姻寸前までいくが、鐘無艶の痣に気が付いた齊宣王に「醜い」と城から追い出されてしまう。 しかし一時でも自分に優しくしてくれた王を忘れられない鐘無艶は、齊宣王の役に立ちたいを考え、彼の敵を葬り去るため戦場に身を捧げた。無名だった彼女は、持ち前の頭脳と剣術で数々の戦場を切り抜け、隣国に実力を轟かせている。