豪炎三国志~覇王の無双乱戦~のキャラクター一覧
曹操
曹魏の君主、政権を握っていた。若い頃から官職につき、頻繁に起こる戦乱と共にみるみる頭角をあらわした。「治世の能臣、乱世の姦雄」と称されたにはじめ、数多くの名将に乱世を治める才能の持ち主と評価されていた。彼は己の力量でもって、乱世をねじ伏せようとする人である。
劉備
蜀漢の初代皇帝。中山靖王劉勝の末裔ながら、幼いころは貧しい生活を送っていた。豪侠と交わることが好みな劉備の周りでは、若者から常に争うよう寄り添われていた。やがて天才軍師諸葛亮を得て、天下三分の計に基づいて益州を中心に勢力を築き、蜀漢の皇帝を名乗った。その後、魏・呉・蜀漢による三国鼎立の幕を開けた。
孫権
呉の初代皇帝。19歳から父の孫堅、兄の孫策の後を継ぎ江東を治理していた。曹操軍隊の大勢に対し、一度は抗戦か降伏かの決断を迫られたが、周瑜・魯粛の説得により赤壁の開戦を決意し、曹操の水軍は気候や地勢に不慣れなこともあり大いに破られた。その戦後、孫権は荊州の大部分を奪うことにも成功。
趙雲
劉備の武将。荊州の長坂で劉備軍が曹操軍に敗れ、撤退の際劉備は妻子を捨てて逃走したにも関わらず、趙雲が二人を保護し危機を免れることが出来た。それを故に彼は牙門将軍に昇進し、その後も高い作戦遂行能力で諸葛亮から信頼をよせられ、五虎大将の一人となる。
関羽
五虎大将軍の筆頭、劉備・張飛の義兄弟。愚直なまでの義理固さで劉備に仕え、また武勇・教養・仁義を持ち合わせたことで、敵の曹操や多くの人から称賛された一代の豪傑である。その一方、彼は見事な鬚髯も蓄えていたため、美髭公とも呼ばれる。
諸葛亮
蜀漢の政治家・天才軍師、伏龍・臥龍とも呼ばれる。蜀漢の初代皇帝劉備の創業を助けつつ、その子の劉禅の丞相としてもよく補佐していた。赤壁の戦いでは劉備・孫権と連合した上、英才をいかんなく発揮し曹操軍を破る。劉備の死後も軍事・内政に尽くし、蜀を支え続ける。
呂布
後漢末期の武将・群雄。丁原・董卓に仕えていたが、王允の連環の計により董卓を殺した。呂布は腕力が常人よりも遥かに強く、弓術・馬術にも優れていたため、「人中に呂布あり、馬中に赤兎あり」と称され、血気が盛んなこともあり、戦えば敵などいないと評価された。
貂蝉
中国四大美少女の一人。幼少時に市で売られていた孤児、王允により実の娘のように育てられた。後々董卓誅殺を行う為に王允に使われて、董卓の養子の呂布と仲違いさせる「連環の計」により、彼女を巡る両者の感情を利用し2人の関係にひびを入れ、憤った呂布はやがて王允と結託し董卓を殺す。