2024年09月13日 23:00

PS5Pro 発表!今から買うなら無印PS5・Pro・ゲーミングPCでどれがおすすめ?【PlayStation5 Pro】

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9月11日(水)深夜、PlayStation 5 Proが発表された。PS史上最高の映像とのことだが、販売価格の高さ(119,980円 ※税込)などから議論を呼ぶ状態となっている。この記事ではPS5やゲーミングPCの購入を検討している人向けに通常のPS5(以降は無印PS5と表記)、PS5Pro、ゲーミングPCでどれがおすすめか、PS5 Proのスペック等の詳細やPS5とゲーミングPCとの比較を行い、目的ごとにおすすめの購入機種の解説をしていく。

PlayStation5 Proと無印PS5の違いは?

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■PlayStation®5 Pro Reveal Trailer

PS5無印からPS5 Proの強化点としては下記3つとなる。細かい技術説明は省略するが、それぞれ画質やフレームレートの向上が期待できるものとなっている。

GPUのアップグレード

PS5 Proに搭載するGPUは、コンピュートユニット増加やGPUメモリの高速化により、ゲームプレイ時のレンダリング速度が最大で45%アップした。

それによってこれまで以上にスムーズなプレイ体験(具体的には今まで描写が重くカクついてしまっていたシーンが滑らかに動くなど)が可能となる。

進化したレイトレーシング

進化したレイトレーシング機能を追加したことで、現行のPS5と比べて2倍、ときには3倍の処理が可能となった。

これによって水面の太陽光のゆらぎや金属の光沢表現、ガラスの透過など、光を使ったゲーム内の描写がよりリアルに行えるようになる。

AIによる解像感向上

PlayStation®スペクトルスーパーレゾリューション(PSSR)という機能が導入された。具体的にはAIを使用したアップスケーリング(引き延ばし)で映像拡大時に補正を行い、解像度の低いゲーム(PS4など)でノイズの減少やより鮮明なキャラクター描写などが期待できる。

※PlayStation Blogより一部引用

具体的なスペックアップによる映像の違いは下記のプレゼンテーション映像がわかりやすいので確認してほしい。

■PlayStation®5 Proテクニカルプレゼンテーション(マーク・サーニー)

違いはグラフィック性能のみ、性能を生かせるソフトはまだ準備中?

このようにPS5からの変更点はほぼ「グラフィック面の強化」のみとなっている。「ゲームブースト機能」も搭載され、対応しているPS5およびPS4ゲームのパフォーマンスが安定したり向上したりする場合があるという。

またVRR(可変リフレッシュレート)や8Kでのゲームプレイへの正式対応も告知されたが、現時点で8Kの液晶モニターやテレビの選択肢が非常に少なく、多くのユーザが利用できるまでにはもう少し時間がかかるだろう。

さらに今後大作タイトルでPS5 Pro向けの無償アップデートが提供されるようで、対象ゲームには「PS5 Pro Enhanced」の表記がされるとのこと。

「PS5 Pro Enhanced」アップデート予定タイトル

・Alan Wake 2
・アサシン クリード シャドウズ
・Demon’s Souls
・ドラゴンズドグマ2
・FINAL FANTASY VII REBIRTH
・グランツーリスモ7
・ホグワーツ・レガシー
・Horizon Forbidden West
・Marvel’s Spider-Man 2
・ラチェット&クランク パラレル・トラブル
・ザ クルー:モーターフェス
・THE FIRST DESCENDANT
・The Last of Us Part II Remastered

時代の流れか?ディスクドライブも別売

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PS5 Proはデジタル版(ディスクドライブ無し)のみの販売となっており、パッケージ版で遊びたいユーザは追加で外付けディスクドライブ(CFI-ZDD1J )の購入も必要となる。コストの兼ね合いでオミットされてしまったものと考えるが、PS5の上位機種として出すのであればディスクドライブは標準で付属させてほしかったところだ。

「ゲーミングPCで良い」って本当?

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上記のように本体がほぼ12万円+ディスクドライブが1万円、合計約13万円ともなるとかなり高額であり、ゲーミングPCの購入も視野に入ってくるだろう。実際にSNSでも「Proを買うならゲーミングPCで良いのでは?」という意見を見たことがあるという人も多いのではないだろうか。

しかしゲーミングPCを選ぶ場合、通常の家庭用ゲームとはまた違った課題点も出てくる。

12万円で同じ性能のゲーミングPCはなかなか難しい

ここ数日で「だいたい12万円のゲーミングPC構成」が各社から続々と発表されてはいるが、GPUをほぼPS5 Proと同等と評されるGeforce RTX4070相当(執筆時実売価格8~10万)として構成を考えるとなかなか12~13万円で納めるというのも難しい。

そのためPS5 Proと同等以上の性能を持ったゲーミングPCを用意する場合はPS5 Proより高価になると考えておいた方が良い。

また、定期的なOSのメンテナンスに加え、PCパーツやWindowsに関する知識も必要となるため、特にPCに関しての知識に自信が無い人には導入のハードルは高い。

下手な選び方をすると、性能に期待してPCを購入したがPS5よりスペックが下だったという本末転倒なことに成りかねない。

PC本体は場所を取る

これは家庭の事情にもよるが「家庭用ゲーム機はリビングの大型テレビに接続する」という人も多いかと思う。

その際、仮にPS5ではなくゲーミングPCにする場合はリビングのテレビ横にミドルタワーのような大型ケースを設置する必要が出てくる。(筆者の家にはそのような場所の余裕はない)

これらの課題点を解決できるのであれば、ゲーミングPCは将来性や拡張性も高く、PS5 Proを超えるグラフィック性能の商品も多数存在するため、より満足度の高いゲーム体験もできるだろう。

結局どれを買うのがベスト?

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ここまでで述べた通り、PS5 Proは手軽に高度なグラフィックが楽しめる一方で、ゲーミングPCと比べると安価だが拡張性やプラットフォームの将来性は短く、無印PS5と比べると高価とどれを買えばいいのか悩ましい状況だ。

そこで各ユーザの求める条件によって最適と思われる選択をまとめてみた。PS5 Proは9/30(月)から予約開始となるので、それまで購入の参考としてもらえれば幸いだ。

予算が少ない人は無印PS5

無印PS5は多少値上がりしてしまったものの、ProやゲーミングPCと比べると圧倒的にコスパが良いため、予算が少ない人はPS5を選ぶと良いだろう。

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特にスペックや映像にこだわりが無い人も無印PS5

同様に特にこだわりが無い人は無印PS5が良いだろう。性能は落ちるとはいえ十分に満足できるはずだ。

予算は十分にあるが家庭用ゲームの手軽さも捨てがたいという人はPS5Pro

手軽さと高画質の両立を求めるならPS5Proの購入にもメリット有り。使用しているテレビやモニターがPS5 Proの高性能を生かせるものか(VRRやHDR対応など)は確認を。

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※日本国内におけるPS5 Proの予約受付は9月30日(月)午前10時より順次開始予定

手間やお金がかかってもいいからとにかく拘りたいという人はゲーミングPC

手間や金額は気にしないからとにかく拘りたい、という人にはGeforce RTX4070以上を搭載したゲーミングPCの購入または自作PCをオススメしたい。

パーツ(グラフィックボード)を交換すればPS5 Proを上回る性能も期待できるので、ある程度電源構成などには余裕のあるモデルを選べば長く使える。

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一番いいのを頼む

→Ryzen9 7950X3DにRTX4090をポチってください。

補足:PS5 Proのスペックを引き出す場合はモニター(テレビ)も相応のものが必要

補足になるが、前述した通りPS5ProやゲーミングPCの性能を引き出すためにはそれ相応のモニター、もしくはテレビを用意する必要がある。本体の機能がどんなに優れていても対応したモニターを使用していなければ意味が無いからだ。

以下に十分に性能が活かせるものをいくつか載せておくので参考にしてみて欲しい。

■ ソニー 65V型 4K 液晶 Mini LED テレビ ブラビア K-65XR90 BRAVIA XR 倍速 Google TV 4K/120fps対応 10畳以上推奨 2024年モデル

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