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鋼の錬金術師 MOBILEの配信日と事前登録 | 予約トップ10
2022年07月30日 00:00

突然だが、配信が間近に迫る「鋼の錬金術師 MOBILE(ハガモバ)」について、配信に先駆けてプレイする機会をいただいた。
そのため例によってこの記事ではそんなハガモバの魅力を紹介していこうと思う・・・・のだが、始めに言ってしまうとこの記事ではハガモバを"絶賛"している。これはもう忖度とかまるで無く心の底からの評価で、なんなら今後「ハガレンファンなのにハガモバ遊んでないの?それ人生半分損してるよ?」と言っていくつもりである。
ちょっと言い過ぎ感があるかもしれないが、本作をプレイした上で感じた衝撃はそのくらいのものだった。
ということでこの記事では「筆者が何を以てハガモバを絶賛するのか」という理由に触れていく。
まず目を引いたのが3DCGによるアニメーションだ。
ハガモバのストーリーモードには原作の物語を追体験するメインストーリーと、オリジナルストーリーが展開するサイドストーリーがある。
その中でもメインストーリーでは要所要所に3Dのアニメーションが入るのだが、これが相当にシビれる。
実際に見て貰えばわかると思うが指先の細かい動きまで1つ1つの動作がこれでもかと言うほど美しく作りこまれているのだ。
※開発中の画面です。
※開発中の画面です。
「神は細部に宿る」とはまさにこのことである。
実際にはここにボイスやSEが入っているのだが、それを含めて正直かっこ良すぎて溜息が出るほどだ。3Dで動くエドやマスタング大佐は原作やアニメのそれとはまた違った、それでいてその両者では味わえない魅力がある。
▲チュートリアル時点でもうヤバい。
もちろん、「要所要所に入る」と説明した通り本編全ての場面でキャラがゴリゴリに動くわけではない。だが、そういった場面が楽しめないかと言うとそれも違うのである。
アニメーション以外の部分でも3DCGによる演出に加えて豪華声優陣による新録ボイスで原作シーンが再現されている。正直ここだけでもアプリとして十分以上の出来と言っていいだろう。
※開発中の画面です。
ハガレン本編のストーリーを追うなら実質的に原作かアニメの2択になりがちだが、このアプリはそこに食い込んでくるレベルでクオリティが高い。この点に関してはハガレンファンほど実感できるところだと思うのでぜひ体験してみて欲しい。
一方、ハイクオリティなストーリー部分に対してバトル部分はどうだろうか。
ハガモバのジャンルはタクティカルRPGとなっている。これがどういったタイプのゲームかと言うと同社のタイトルで言うとファイナルファンタジータクティクス、近年ではトライアングルストラテジーなどをイメージして貰うと良いだろう。要は俯瞰視点でキャラクターを移動させ、敵に攻撃していく形式だ。
※開発中の画面です。
筆者はメジャーマイナー問わずよくタクティカルRPGをプレイしているが、本作のバトルはそれらと比較してもかなり完成度が高い。なんなら個人的には上位に入る。
同好の士にはわかって貰えると思うが、敵行動範囲の可視化や、敵を強制移動させて範囲攻撃、隣接する仲間を盾役のキャラで防いだり、仲間と連携攻撃したり・・・とタクティカルバトルで欲しい要素・便利な要素・やりたいことがことごとく採用されている。
▲アルやアームストロング少佐は隣接する仲間が攻撃された時に代わりに戦ってくれる頼もしい存在。
ステージのクリア条件に関しても同様で、基本は敵の全滅が目標だが〇ラウンド耐久や、CPUの護衛などの条件が設定されているステージもあり、ユーザーを飽きさせない工夫がされている。
▲特殊な勝利条件があるステージは手動操作しないと厳しい場合も。
とはいえ要素としてはかなり盛りだくさんなものの、やろうと思えば「範囲内の敵をタップして攻撃する」だけでも遊べる手軽さも忘れてはいけないだろう。オートモードも実装されており、時間をかけてキャラクターを育成していけばゴリ押しもできなくないため、普段なにかしらのスマホゲームを遊ぶような人であれば問題無く楽しめると思う。
▲攻撃範囲に敵がいる場合は敵をタップするだけで攻撃ができる。
また、もちろんバトル中の演出もストーリー同様に胸熱だ。自分で操作しているという補正もあって爽快感は非常に高かった。
※開発中の画面です。
プレイアブルキャラとしてエルリック兄弟はもちろん、共闘、敵対するキャラクターたち、更にはシェスカやノックスなどの非戦闘員たちも登場するが、それぞれにモーションが用意されているのでぜひ実際に遊んで見てみて欲しい。
ここまででストーリーやバトルについて説明してきたが、ハガモバはそれだけではない。
ヘビーなスマホゲーマーの場合、配信直後にあらかたコンテンツを遊びつくしてしまってやることがなくなるということがよくあるが、ハガモバに関してはまずそういった心配はしなくて良いくらいに多くのコンテンツが用意されている。
全て説明しだすとあまりにも長くなってしまうため詳細は省くがいくつか列挙する。
▲放置で素材が手に入る「大陸遊歴」や1日の挑戦回数が限られる「軍部演習」は早めに解放したいコンテンツ。
この他、「記憶印影」、「国境線の深淵」、「ギルド」、「ギフト」などなど、紹介しきれないほどのコンテンツが実装されている。
もちろん育成要素もある。キャラそれぞれにいわゆるタンクやヒーラー、アタッカー的な役割が与えられていたり、同じ勢力に属するキャラ同士だと連携攻撃が出来たりと編成の幅が広く、「手持ちキャラから何を優先して誰を育てるか」という嬉しい悩みを生んでくれている。
▲変革の勢力に属しているキャラクターは育成することで同じく変革の勢力に属するキャラクターと連携攻撃が出来る。
これらのそれぞれは独立した要素だが、人気のあるスマホゲームの例に漏れず「ストーリーを進めるために育成したいけど、そのためには素材集めをしないといけなくて、そのためには他のステージをクリアしないと・・・」という無限ループが発生する。
今回のプレイで触れられなかったコンテンツもまだまだあったりと、筆者自身正直リリースが楽しみで仕方が無い。
▲かなりプレイしたが解放できなかったコンテンツ。
ということでこの記事ではハガモバを絶賛する理由について紹介してきた。
色々書いたが、結局のところハガモバというタイトルは「名作をハイクオリティに、且つ丁寧にゲーム化したら傑作になりました」というものだ。
正直これだけでも書き足りない、というか褒めたりないくらいだが、筆者の文章力ではハガモバの魅力の1%も伝えきれないし、スクエニへの賞賛の気持ちの1%も伝えきれないので、配信後多くのプレイヤーが遊んで喜びの声が聞けることを願っている。

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