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江戸に学ぶ「おとなの」粋(シリーズ江戸学)

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現代では忘れられた処世の術が、江戸時代にはあった!
信心、願掛け、旅、おしゃれ、遊びなど、通底する「粋」の心根に触れながら、
江戸人風の「おとな」になるための心得を説く、民俗学からの「江戸学」シリーズ。
―――――――
※本文抜粋※

◆第三章 性の「粋あそび」――江戸っ子の見栄
【分を守り、限度内で行動する】

廓遊びにおける見栄を別な角度でみれば、相手の遊女に野暮な男とか下種な男と見下げられない努力であった。
これは、男としては当然のこと。
逆に女の立場からしても当然のことに相違ない。
つまり、そのところにおいては、男女は対等なのだ。
それがために、引手茶屋での酒宴や登楼後の盃事が制度化もされた。
それは、男女の出会いを演出して相性をはかることにほかならなかったのである。

廓遊びでなおもてるのは、金遣いのきれいな男。これは、あらためていうまでもない。
それに加えて、急かない男。
これだけの手順をふんでも、なお急かない。
たとえ遊女が気のないそぶりをみせても、なお急かない。
そして、寝床に入ったのちもなお急かない。
鷹揚であることが大切だ。
さらに、うぬぼれない、悪口をいわない、怒らない、しかも傲慢でなく、下卑でもない。
そして、おぼれず破滅を招かない男。

お大尽といわれてもてるのは、むつかしいことなのである。
「真実になると互いに野暮になり」とかいう。
そうなのだ。
男女は、ある距離をもっているからこそがまんがきく。
美しくありたいと思うし、「いき」でありたいと思う。

つまり、相手の遊女や廓のおきてを知り尽くしたうえで、分を守り、限度内で行動する。
そうした男が「いき」であり「通」とされたのである。
いいかえれば、「いき」や「通」は、
江戸の男たちが廓で磨きあげた繊細微妙なよきゲストたるべきセンス、といってよさそうである。
そのセンスは、よきホストによって支えられた。
ゲスト-ホスト関係は、会話とか芸事をはぐくむ文化性においては対等にして相互に向上がはかれることが望ましいのは、いうをまたない。
とくに、お大尽と呼ばれるゲストと太夫と呼ばれるホストの間には、そうした関係が結ばれていただろう、と思える。
「いき」とか「通」は、本来、男の色気と深くかかわっているわけだ。
そして、それを磨くのは、むろん廓にかぎることでもない。
が、江戸の廓は、その絶好の場であったのである。

―――――――
※本書は角川学芸出版・平成20年9月25日発行「江戸に学ぶ「おとな」の粋」のiPhone/iPadアプリ版です。

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