あいつ、7の段できるってさ

「ただ７の段を消すだけなんだけど、こんなんでも面白いよ？」鈴屋がヒューマンアカデミー大宮校と授業の一環でアプリを作ることになった時、最初に生徒たちに参考として紹介したアプリは、ただ毛を抜くゲームだったり、白と黒を見分けてタップするゲームだったりしました。 そしてそれらが数百万ダウンロードされているという事実を伝えました。ゲームの専門学校に入った生徒さん達は、「すごいゲームを作るぞ！」という意気込みで入学する人も多いものです。 でも大抵は技術が追いつかず導入部分で終わりがちだったり、中途半端に終わったりだったります。壮大なRPGや大企業のゲームが「ストーリー漫画」であるなら、まず最初は「一コマ漫画」や「四コマ漫画」を作ることを勧めて、ゴールを「無料アプリとしてのリリース」にしました。そして作ったのが、この「あいつ、７の段できるってさ」という一見、人を小馬鹿にしたようなタイトルのゲーム。 unity（無料版）で学生の皆さんとプログラムの先生との授業の中で出来た一つの作品です。数字のマスが並ぶ中で、７の段を７個消してベストタイムを更新する知育ゲームです。 皆さん、遊んでみてください。 意外とこれが難しいと感じるはず。 なかなか７の段が見つからず、ただ時間が流れていく感じを味わう人も多いのではないでしょうか。 そして、九九で一番難しかったのが７の段だったなと思い出すのでは。いまさら７の段で盛り上がりましょう！