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江戸の金・女・出世(シリーズ江戸学)

NOWPRODUCTION, CO.,LTD

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¥400

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時代劇だけではわからない真実の江戸入門。
将軍は1日2時間だけ仕事をし、下級武士はローンに追われる日々。
そんな武士が出世するための厳しい掟から、大奥女中の給料や美人になるための化粧法まで、気になる江戸生活の実態が史料をもとに明かされる。
―――――――
※本文抜粋※

◆第1部 武士の掟
【1日2時間だけ仕事した将軍】

江戸幕府の将軍の生活は、どのようなものだったのであろうか。

将軍のお目覚めは「六つ打ち五寸まはり」であった。
「六つ」というのは夜が明ける時刻をいい、「五寸まはり」というのは5分とか10分とかいうのと同じだから、
だいたい現在の午前6時から7時の間である。

次に、朝の御膳をあがる。1日おきに月代と髭を剃る。
これが五つ半(現在の午前9時頃)に済み、大奥へ行く。

ここで「大奥」というのは、正室である将軍家御台所のいるところで、将軍が日常起居するのは単に「奥」という。

大奥では、仏間で代々の将軍の位牌を拝礼する。それから御台所に対面する。
将軍と御台所はすでに夫婦生活がない場合が多いが、毎日の対面はきちんと行う。
これは、両者の地位が公的なものだからである。

四つ半(午前11時頃)、「表」へ出御する。
このころには老中・若年寄らも登城しており、四つ半に御小納戸から老中らの登城の趣が言上され、御座の間で会う。

さて、将軍の昼食は、「四つ半打ち五寸まはり」(午前11時過ぎ)で、奥の御小座敷で、朝と同じく二の膳付きの食事をとる。
老中たちは、「九つ半打ち五寸まはり」(午後1時過ぎ)には退出する。

これからは、将軍の私的な時間となる。
奥儒者の講義を受ける日は、御座の間あるいは御休息の間で羽織袴姿で聞く。

講義などがなければ、「御慰み」である。12代の家慶は乱舞を好み、14代の家茂は乗馬を好んだという。

◆第2部 女たちの江戸時代
【「恐怖の大奥」のいたずら】

某女子大で聞いた話だが、寮生にとって新入生が入って来る4月は特別な行事がある。
上級生が示し合わせて、入寮生を騙すのである。

江戸城大奥でも、似たような風習があった。
嘉祥の祝儀(旧暦6月16日)の時には、紅白の餅をいただくことが習わしだったが、新参者が入ると、餅のいただき方を指南するといって前へ座らせ、

「さて、頂戴するときは三方の前に頭を下げ、『赤いものいやいや、白いものいやいや、胡麻の餅をいただきたい』と三遍繰り返へして手をお出し遊ばして餅を頂くのです。
オヤ変な声ですこと。
其処を張り上げて、全体声が低い、モツト思ひ切っておいひ遊ばせ」

などとさんざんにもてあそぶ。
ここまでいわれると、からかわれているのはわかるが、先輩がいえといっているのに逆らうと、後の仕返しがこわく、従うしかなかっただろうと思われる。

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※本書は角川学芸出版・平成18年10月25日発行「江戸の金・女・出世」のiPhone/iPadアプリ版です。

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